新型コロナの流行で「密」への対策が求められるなか、身近なアウトドアとして注目を集めているのが車中泊です。
車中泊の専門誌やWebサイトは年々増えており、車中泊人口は全国で100万世帯とも言われています。
ステップワゴンなら4人家族による車中泊も余裕ですが、より快適な「クルマ時間」にしたいなら、車中泊グッズが欠かせません。
そこで、以下のように、おすすめの車中泊グッズを3種類、紹介します。
- マット
- ベッド
- カーテン
楽しいはずの車中泊が、「身体が痛くてしんどい…」なんてことにならないよう、しっかり準備を整えておいてくださいね。
ステップワゴンで車中泊を楽しむためには
ここでは、ステップワゴンで車中泊を楽しむために知っておきたい3つのことについて説明します。
- どこで車中泊をするのか
- 車中泊の基本グッズ
- ステップワゴンのシートアレンジ
これらについて押さえていきましょう。
1. どこで車中泊をするのか
出典:PhotoAC
「車中泊はどこでできるの?」
まず、ここですよね。
初心者にもおすすめなのは、道の駅やサービスエリア、パーキングエリアです。
これらの場所なら24時間、駐車スペースが使えますし、トイレだって利用可能。また、自分たち以外にも車中泊している人がいるので、安心感があります。売店だってあるので、車中泊初心者にはおすすめです。
出典:PhotoAC
車中泊初心者に特におすすめなのは、道の駅です。道の駅は全国にあり、2018年4月の登録数は1145箇所となっています。
道の駅は単に休憩所というわけではなく、絶品ご当地グルメや温泉、レジャー施設など道の駅によって様々な楽しみ方ができる人気スポットです。
子どもから大人まで満足すること間違いなし。
スマホでググっているだけでもワクワクします。
2. 車中泊の基本グッズ
出典:PhotoAC
車中泊の基本グッズがこちら。
- マット
- ベッド
- カーテン
① 車中泊でまず用意したいマット
車中泊で最初に揃えたいのは、シート間の段差をなくすマットです。
ステップワゴンはフルフラットになりますが、シート間の段差は気になります。ここにマットを敷いて段差を解消してあげれば、完璧なフルフラットの完成です。
これで長時間横になっても疲れ知らず。運転して疲れた体もゆったり休めることができるようになります。
② マットとの合わせ技をしたいベッド
マットで段差をなくした上に、ベッドをオン。
マットを敷くだけでも快適度はアップしますが、その上にベッドを置いてさらに完璧なフラットに近づけます。マット×ベッドでクルマ時間をアップデートしましょう。
③ カーテンでプライバシーを保護
快適な居住空間を完成させたら、次はプライバシーの確保です。カーテンで外からの視線をシャットアウトしましょう。
カーテンは純正のものから社外品まで様々ですが、純正カーテンは割高です。
特にこだわりがなければ、社外品で十分でしょう。
ステップワゴンの車中泊なら7人乗り?8人乗り?
出典:ホンダステップワゴンサイト
新型ステップワゴン(RP型)のガソリン車には、7人乗りと8人乗りがあります。
7人乗りは2列目が独立したキャプテンシート、8人乗りはベンチシートとなっており、どちらが車中泊に向いているかというと、8人乗りベンチシートのほうです。
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独立キャプテンシートだと、どうしても左右シートの間に隙間ができてしまい、完璧なフルフラットを作りにくいのですね。なので、大人2人がシートの外側に寝転び、その間に子ども2人を寝かせるような状態を作れません。
シートアレンジという面では、8人乗りのベンチシートのほうが適していると言えるでしょう。
ステップワゴン車中泊用のマット
出典:楽天
ステップワゴン車中泊用のマットとして紹介するのが、「くるマット」です。
こちら楽天の人気商品で、品薄になりがちです。通常より高額で販売されていることもよくあるので、購入の際はなるべく安いものを選んでくださいね。
クルマットの魅力をご紹介します。
セッティングがラクチン
出典:楽天
この商品のいいところは、簡単にセッティングできるところ。ただシートに置いて段差を埋めるだけというシンプルな、コンセプトの商品なのです。
使わないときはステップワゴンの荷室や置いておいてもいいですね。持ち運びもラクチンです。
安心の日本製
出典:楽天
くるマットは、日本の縫製工場でつくられています。安心のメイドインジャパンなのです。
商品ページの画像では、ミシンが得意そうな女性たちが手作業でくるマットをつくっているのがわかります。
5年の耐久性
出典:楽天
くるマットは、5年間の連続使用でも正常な状態をキープできます(使用状況による)。
これが事実なら、安い買い物ですよね。洗濯もできるので、長期間にわたって使っても、清潔な状態もキープすることが可能です。
くるマットは、楽天カー用品ランキングの各部門で1位を独占状態です。
新型ステップワゴン(RP型)だけでなく、旧型(RK型・RG型)用も取り扱いがあります。
ステップワゴン車中泊用のベッド
マットでキレイなフラット状態を整えたら、お次はベッドです。
ベッドは簡易ベッドと本格的なステップワゴン専用ベッドキットを紹介します。
フルフラットにしたシートにひくだけ!簡易ベッド
まずご紹介するのは簡易ベッド。
商品名はSHINKE(シンケ)ラブベッド。
ラブベッドとなっていますが、別にカップル仕様というわけではありません。画像を見てお分かりのとおり、シート一面にベッドが広がり、子どもじゃないですが、ダイブしたくなります。
RK型ステップワゴン専用となっていますが、RP型と比べると全幅が共通で、全長もほぼ同じなのでRP型でも問題なく使えます。
くるマットでフラットにした上にこれをひけば、しっかりとした車中泊スタイルのできあがりです。
本格的な車中泊にはステップワゴン専用ベッドキット
セミダブルサイズの完全フルフラットを実現できるのが、ステップワゴン専用ベッドキットです。
ベッドキットを使えばシートアレンジの幅も広がり、車中泊以外に普段使いすることもできます。
車に穴をあけたり特別な加工なしで組み立てることができるので、大事な愛車を傷つける心配はありません。RP専用とRK専用があります。
かなりの人気シリーズなので、売り切れ状態になっていることがよくあります。
ステップワゴン車中泊用のカーテン
出典:楽天
カーテン(サンシェード)で取り上げたいのは、社外品の新型ステップワゴン(RP型)専用カーテンである「Levolva」のアイテム。
カーテンを取り付けるカーテンレールやネジなども、もちろん一緒になっています。
こうしてカーテンまで揃えれば車中泊のベースは完璧です。
あとは小物類ですね。
ここではご紹介していませんが、その辺は季節やライフスタイルにより様々なので、雑誌やネットなどであなたに合った情報を仕入れていきましょう。
ステップワゴン車中泊グッズまとめ
ステップワゴンで車中泊するためのベースとなるグッズをご紹介しました。
マット、ベッド、カーテンですね。
ホンダの純正アクセサリーで揃えるとなるともっと高くなるので、特別なこだわりがない限りは社外品がお買い得です。
ステップワゴンなら4人家族くらいだと余裕で車中泊に使えます。
車中泊に繰り出すときは、道の駅などの目的地、季節・ライフスタイルに合った小物など、専門の雑誌・ネットなどを活用してしっかりとリサーチしておきましょう。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。