ステップワゴンの内装は、色の組み合わせが多いです。
グレードごとに細かくシート色・インパネ色の組み合わせが違っているので、全体としてけっこうな数になります。
ステップワゴン同士のグレードにおける違いに加え、ヴォクシー・セレナとの比較もしています。
内装色、USB電源の数、インパネの雰囲気などの違いが、比べてみるとよくわかります。
ステップワゴン(新型)の内装色
ステップワゴンのシート色は全6種類あります。
ガソリン車ではその6種類すべてがあり、ハイブリッド車では4種類のみの展開になっています。
そしてインパネミドルパッドも全6種類あり、シート色との組み合わせを考えると「内装色」全体のバリエーションは10パターン以上にもなります。
ステップワゴン・ガソリン車の内装色
B・Honda SENSING
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シート:ダークグレー
インパネ:ウォームガンメタ
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グレーが好みの人は多いのではないでしょう。
シックな見た目で、汚れも目立ちにくいです。
インパネは優しい色合いのガンメタ。
ちなみにですが、インパネミドルパッドの「ガンメタ」とは、ガンメタル(gunmetal)が正式名称で、砲金(銅合金の一種)のこと。
そこから色名として用いられるようになり、紫がかった暗い灰色を指します。
シートでダークグレーがあるのは、このガソリン車Bグレードのみです。
G・Honda SENSING
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シート:ブラウン
インパネ:ウォームガンメタ
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ライトなブラウンで、ぐっと優しい雰囲気の室内になります。
インパネはBグレード同様、ウォームガンメタ。
ブラウンのシート色はG、G・EXの2グレードのみの設定。
G・EX Honda SENSING
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シート:ブラウン
インパネ:木目調
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シートはGグレード同様ブラウン。
ただ、G・EXではインパネが茶系の木目調となっています。
同色系のシートとよく馴染んで統一感があります。
SPADA・Honda SENSING
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シート:ブラック
インパネ:クールガンメタ
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スパーダはハイブリッド車も含めて基本的にブラック基調。
若い世代ならやはりブラック推しでしょう。
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING
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シート:ブラック×シルバー(コンビシート)
インパネ:カーボンタイタニウム
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コンビシートは違う生地が合わせて使われる仕様のこと。
プライムスムース×ソフトウィープのコンビシートになります。
プライムスムースはシートのサイドに使われている素材で、レザー調の合成素材。
ソフトウィープはシートのメインに使われていて、肌触りのいいファブリック素材です。
シルバーのラインがいいアクセントになっていて、おしゃれ。
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE
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シート
- ブラック×パープル(コンビシート)
- アイボリー×シルバー(撥水コンビシート)
インパネ:カーボンタイタニウム
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ブラックスタイルのシートは趣の異なる2色があります。
ブラック地にパープルアクセントのシートもかっこいいですが、アイボリーの方は撥水仕様になっており、どちらも捨てがたい。
インパネは両者ともカーボンタイタニウムです。
ガンメタの方がラグジュアリーさはありますが、カーボンも安っぽいことはなく、傷もつきにくそう。
Modulo X Honda SENSING
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シート:ブラック×シルバー(コンビシート)
インパネ:ピアノブラック調+シルバーモールディング
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シルバーラインを用いたコンビシートはモデューロとハイブリッド・G・EXのみ。
インパネのピアノブラック調は唯一モデューロだけで、鏡面のような艶があり高級感がグッとアップします。
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ステップワゴン・ハイブリッド車の内装色
SPADA HYBRID B・Honda SENSING
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シート:ブラック
インパネ:クールガンメタ
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ステップワゴンのハイブリッド車はすべてスパーダベースなので、シートはブラックが基本になります。
SPADA HYBRID G・Honda SENSING
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シート:ブラック
インパネ:カーボンタイタニウム
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SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING
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シート:ブラック×シルバー(コンビシート)
インパネ:カーボンタイタニウム+シルバーモールディング
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シルバーモールディングは枠どりの装飾のことです。
インパネにシルバーの縁がついていいて、スタイリッシュな装いになっています。
SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE
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シート
- ブラック×パープル(コンビシート)
- アイボリー×シルバー(撥水コンビシート)
インパネ:カーボンタイタニウム++シルバーモールディング
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HYBRID Modulo X Honda SENSING
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シート:ブラック×シルバー(コンビシート)
インパネ:ピアノブラック調+シルバーモールディング
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次はステップワゴンのガソリン車とハイブリッド車を比較して、主な違いについて確認したいと思います。
ステップワゴン(新型)の内装をガソリン車・ハイブリッド車で比較
シフトレバー
シフトレバーはガソリン車では前後に可動する一般的なタイプ(画像上)。
ハイブリッド車ではHVやEVでよく採用されている小さめなシフトレバーです(画像下)。
手先だけで操作するカンジがスマートかつ先進的です。
センターコンソール
ハイブリッド車の運転席・助手席間には大きめのセンターコンソールがあります。
長財布やスマホをパッと置けるので重宝しそうです。
ガソリン車にはこれがないかわりにウォークスルーが可能。
パーキングブレーキ
ハイブリッド車のパーキングブレーキは電子制御式で、センターコンソールに装備されたスイッチで操作します。
ガソリン車はよくある足踏み式。
充電用USBジャック
ハイブリッド車(ハイブリッドB以外)には充電用USBジャックが2個あります。
急速充電に対応しているので外出前にスマホを充電し忘れていても安心。
スマホ程度のバッテリーならまともに使える程度にまですぐ充電することができます。
2個ともセンターコンソール後方側面に装備されています。
ハイブリッドG・EXではメーカーオプションで100V AC電源(1500W)に変更することもできます。
ガソリン車専用装備
センターテーブル
ガソリン車のクールスピリットやG・EX、モデューロでは大きめのセンターテーブルがあります。
インパネ内蔵式で何かと使い勝手はよさそう。
パドルシフト
MT車のようなギアチェンジができるパドルシフトが、ガソリン車のスパーダ系(モデューロ含む)には装備されています。
車好きには嬉しい仕様の一つ。
では、最後に以上のような内装の装備をヴォクシー・セレナと比較してみましょう。
ステップワゴン(新型)の内装をヴォクシー・セレナと比較
内装の主要な項目について人気ミニバン3車を比較してみましょう。
内装色
ステップワゴンの内装色は全6種類、インパネミドルパッドも全6種類ありました。
そしてその組み合わせとなると10種類以上にもなります。
ヴォクシーの内装色は2種類のみ
出典:トヨタヴォクシーサイト
ヴォクシーの内装色はブラック、ブラッドオレンジ&ブラックという2種類のみです。
ブラッドオレンジは発色のいい赤という色味です。
潔いといえばそうですが、もう少し優しめな内装色も欲しいところ。
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セレナの内装色は3種類
出典:日産セレナサイト
セレナは3種類の内装色があり、それぞれブラック・グレージュ・フェザーグレーとなります。
グレージュもフェザーグレーもベージュのような明るい系で、上品な色合いですね。
出典:日産セレナサイト
この他にセレナは、オプションでプレミアムインテリアという内装色も選べます。
このように内装色ではステップワゴンのバリエーションが多いということがわかりますよね。
外装のカラーはセレナがかなり多いですが、内装ではステップワゴンが最も選択肢が多いんです。
ここはあまり知られていないポイントではないでしょうか。
インパネ
インパネでは何と言ってもステップワゴンのインパネミドルパッド。
ベストな位置にドリンクホルダーもあるので、これって同乗者にとってはかなり嬉しいですよ。
ヴォクシー・セレナにはこのようなミドルパッドはありません。
メーター
出典:トヨタヴォクシーサイト
メーターで特徴的なのはヴォクシー。
アナログ式のメーターがステアリングのすぐ奥にあって見やすいです。
出典:日産セレナサイト
ステップワゴン・セレナではもう少し奥まったインフォメーションディスプレイの空間に、デジタルのスピードメーター、アナログのタコメーターなどが配置されています。
パーソナルテーブル
出典:日産セレナサイト
パーソナルテーブルはセレナが優秀。
2列目に加えて3列目にまで装備させることができます。
3列目の同乗者まで気を抜いていないところが非常に好印象です。
新型セレナe-POWERの内装はかなり充実しているんです。
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USB電源の数
出典:日産セレナサイト
USB電源の数もセレナがリードでしょうか。
運転席1個に加えて、オプションで2列目・3列目に2個ずつ設定することができます。
標準では運転席側1個のみですけれど。
出典:トヨタヴォクシーサイト
その点、ヴォクシーでは標準装備でガソリン車がインパネに2個、ハイブリッド車ではさらにセンターコンソールに2個つきます。
ここはステップワゴンでは寂しくて、ガソリン車の設定はなし、ハイブリッド車でセンターコンソール2個のみです。
ステップワゴン(新型)の内装まとめ
ステップワゴンは内装色が多いですね。
シート6色に加え、インパネミドルパッドの色も6種類。
ヴォクシーだと2色、セレナだと3色ですから圧倒的にステップワゴンの内装色が多いです。
あまり注目されませんが、ステップワゴンは内装色の選択肢がかなりあるんですね。
一方、残念なのはUSB電源まわり。
ハイブリッド車で2個、ガソリン車ではなしです。
デジタルデバイスの世帯普及率90%超えの時代ですから、各席に標準装備でもいいくらいだと思います。
それが唯一実現できるのはセレナのみ。
セレナは3列目にまでパーソナルテーブルを設定できるのも嬉しいところ。
同乗者全員の満足度を高められる「内装」という観点では、セレナが一歩リード。
さすが2018年売り上げNo. 1ミニバン。
ファミリー支持率高めな理由がわかります。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。
✳︎画像の出典の記載がないものはすべてホンダステップワゴンサイトから引用