「ステップワゴンかセレナe-POWERかどっちにするか悩む…」
「見た目、乗り心地、燃費、安全装備、価格…どれ重視がいいのか…」
そんなあなたには、決め手となる9つのポイントをご紹介。
それではさっそくみていきます!
1. エクステリアはセレナe-POWERかっこよし
セレナe-POWERのフロントグリル
出典:日産セレナサイト
新型セレナ(C27)はフロントグリルに「Vモーション」を採用。
今や日産車を象徴するデザインです。
セレナは女性受けしそうな優しい雰囲気で、年齢層もの受け皿も幅広い。
e-POWERならフロントグリルにブルーのアクセントが加えられ、これがまたおしゃれ。
ブルーラインはノーマルセレナが1本、ハイウェイスターグレードには2本入ります。
セレナのLEDヘッドライトまわりが最高
出典:日産セレナサイト
セレナのLEDライトは存在感が抜群。
LEDヘッドライトに加えオプションでグリルイルミネーション、フロントバンパーイルミネーション、さらにLEDフォグランプもつければ完璧です。
なんだかLED盛りだくさんな気がしますが、セレナの場合まったくギラギラした路線ではなくいやらしさもありません。
2. カラーバリエーションが豊富なのはセレナ
出典:日産セレナサイト
セレナはカラーバリエーションが多くて、e-POWERでは全13色あります。
おすすめは人気の2トーンカラー。
3パターンの2トーンがあります。
セレナのカラーは特別専用色が多い
セレナはカラーが多いのはいいのですが、特別専用色として別料金が必要になるものが多いんです。
全13色のなかで標準色(追加料金不要)はたったの3色。
1番人気の「ブリリアントホワイトパール / ダイヤモンドブラック 2トーン」では75,600円も追加料金が必要になります。
これはちょっと躊躇してしまう価格です。
ステップワゴンはパール加工色が多い
出典:ホンダステップワゴンサイト
ステップワゴン・ハイブリッドは全8色展開。
そのほとんどがパール加工色で、高級感があります。
ステップワゴンにはブラックが2種類あり、ガソリン車とハイブリッド車で1色ずつの設定ですが、ハイブリッドの方は「プレミアムスパークブラック・パール」といいます。
ブラックのなかにレッド・ブルーのパールが入っていて、近くで見ると彩り豊かなブラックカラーになっています。
標準色と特別職の割合は半々。
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3. 価格は一見ステップワゴン高い
出典:PhotoAC
オプションはあれもこれもつけたくなりますよね。
かっこよくしたいし、機能的にもしたいし。
そうしたら価格がトントントン…と高くなっていくんですね。
そんな現実的な話なんてどうでもいいですね。
やめておきましょう!
…いや、やっぱりしておきましょう。
ステップワゴンとセレナe-POWERの価格はいくらから?
ステップワゴン・ハイブリッドは3,300,480円から。
グレードはSPADA HYBRID B・Honda SENSING。
一方セレナはe-POWER Xの2,968,920円から。
ぱっと見でわかるように30万円ほども違いがあります。
でもこれには次のような理由があります。
4. ステップワゴンは標準でしっかりな安全装備
全車標準装備のホンダセンシング
出典:ホンダステップワゴンサイト
ステップワゴンは安全装備である「ホンダセンシング 」がガソリン車も含めて全車標準装備。
これは衝突軽減ブレーキなど8つの機能が備わったパッケージ。
非常に内容が充実しています。
これをセレナでつけようと思えばそれなりのオプション料がかかります。
ですので一概にステップワゴンが高いとは言えないのですね。
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セレナe-POWERで安全装備を充実させると?
出典:日産セレナサイト
セレナはプロパイロットが話題ですよね。
完全な自動運転ではありませんが、その近未来感を味わうに十分な先進安全機能です。
ですが、これをつけようと思えばセーフティパックBというオプションをつける必要があり、その価格なんと24万円弱。
しかも、設定できるグレードは限られているので、さきほどご紹介したe-POWER Xではつけられません。
最低でも、もう一つ上位グレードであるe-POWER XVにする必要があり、価格は3,128,760円です。
これに24万円足すと337万円ほどになり、ステップワゴンよりも高くなります。
安全装備は最も重視したいオプションの一つですから、お財布と要相談です。
5. ステップワゴンとセレナe-POWERの税金のこと
出典:PhotoAC
お金関連の流れで車にかかる税金のお話をしておきます。
車の税金には、自動車税・自動車重量税・自動車取得税があります。
詳しくは「ステップワゴンとセレナの税金比較!実は違いは、ほぼありません」にてご紹介しているので、ここでは簡単にだけ触れておきます。
ステップワゴン(・ハイブリッド)とセレナe-POWERにおける、新車購入から5年間の税金額は以下のようになります。
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- 自動車税:ざっっくり17万円
- 自動車重量税:0円
- 自動車取得税:0円
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税金の5年間合計は17万円ほど。
両車種ともグリーン化特例やエコカー減税で優遇されるので、自動車重量税・自動車取得税ともに免除(100%減税)されるんです。
ちなみにガソリン車では28万円ほどになります。
ハイブリッド車はお得ですね。
(〜平成31年3月31日)
6. 乗降性はセレナe-POWERの方が優れている?
小さなお子さんがいるファミリーにとって乗降性は気になるところじゃないですか?
安全に乗ってほしいですものね。
セレナe-POWERはハンズフリーオートスライドドアを両側に装備可
出典:日産セレナサイト
両手がふさがっていても足をドアしたにかざして開けられるやつですね。
赤ちゃんを抱っこしながらでも安心して開けられます。
両手がふさがっていてもいなくても、きっとムダに足で開けたくなるのでしょう。
そんなハンズフリーオートスライドドアはe-POWERでは、ハイウェイスター系で装備できます。
上位グレードのハイウェイスターVでは両側に装備することが可能。
ステップワゴンでもハイブリッド系は全車ディーラーオプションで設定可能ですが、左側のみとなります。
セレナe-POWERはセカンドシートの横スライドもできる
出典:日産セレナサイト
セカンドシートを横スライドさせれば体の大きな大人でもサードシートへらくらくアクセスできますね。
この横スライド、ステップワゴンではできません。
これは残念ですよ。
ヴォクシーでもできるのに。
競合ミニバンのなかで唯一ステップワゴンは横スライドができないんですね。
ただステップワゴンも黙ってはいない。
ステップワゴンのわくわくゲートは人の乗り降りも
出典:ホンダステップワゴンサイト
バックドアが特徴的な2車種。
セレナはデュアルバックドアで上下方向2分割ができるのに対してステップワゴンのわくわくゲートは左右です。
これによって車後ろにスペースが限られているときでも最小限の幅でバックドアを開けることができます。
そして荷物の出し入れに加え、人の乗り降りもできます。
ステップワゴンの3列目シートはマジックシートといって床下格納できるタイプなので、格納しておけばわくわくゲートからそのまま2列目シートへアクセス可能。
これにわくわくを感じるのが名前の由来(?)。
何にせよ、子どもは確かに喜ぶでしょうね。
すぐ飽きもするでしょうけど。
ステップワゴンはステップが低床化されている
出典:ホンダステップワゴンサイト
スライドドアから乗り込むときの、床までの高さですが、これがステップワゴンでは390mm。
これが低いほど足腰の丈夫でないお年寄りでも車に乗り込みやすくなります。
背の低い子どもだってそうですね。
ファミリー用途としてはけっこう重要なポイントです。
セレナの場合だと2ステップ式になっていて、1ステップ目までは同じ390mmですが、そこからさらに1ステップあるのですね。
お年寄りだとつまずくことも考えられないでもありません。
こんなふうにステップワゴンも負けてはいないのです。
7. 内装はセレナe-POWERがアクセサリ充実でリード
セレナは内装のアクセサリが充実しています。
セレナのパーソナルテーブルは3列目シートまでつけられる
出典:日産セレナサイト
ステップワゴンでは2列目シートまでのパーソナルテーブルが、セレナでは3列目シートまで装備可能。
3列目シートのテーブルは少し小さめですが、ドリンクホルダーもついています。
2列目シートのテーブルはタブレットを立てかけやすいように工夫してあります。
長時間ドライブでもいつもと同じように動画・ゲームを楽しめるから、子どもも退屈しません。
USB電源ソケットもばっちりなセレナ
出典:日産セレナサイト
充電まわりもぬかりないのがセレナ。
標準では運転席の1つのみですけど、上位グレードでは2列目・3列目シートに2個ずつ装備できるんですね。
今の時代充電器は必須ツールですからこれは助かりますね。
ステップワゴンも充電はできます
ただ、ステップワゴンもハイブリッド車では充電用USBジャックが2個標準で装備され、こちらは急速充電にも対応。
上位グレードでは家電製品もつなげられる100V AC電源(1500W)にすることもできます。
これでお湯を沸かしたり車中泊のときは重宝しそうですね。
ただガソリン車では電源なし。これはちょっと残念。
8. i-MMDとe-POWERの違い
特に女性はあまり興味ないかもしれないですが、パワートレインのお話を。
ステップワゴンのハイブリッドシステムが「SPORT HYBRID i-MMD」。
かっこいいネーミングですよね。
セレナはe-POWERですね。
これはどう違うのでしょうか?
e-POWERとは?
出典:日産セレナサイト
e-POWERはシリーズハイブリッド方式で、走行にエンジンは利用されず100%モーターのみです。
エンジンは発電のみに用いられます。
もう電気自動車みたいなものですよね。
というか、走りに関しては事実そうです。
それと同時に発電はエンジンで行えるので燃料はガソリン車と同じように給油をして済ませられます。
充電する場所ってまだ限られているのでガソリンなら安心感があります。
e-POWERドライブという走行モードではアクセルのワンペダル操作のみで加速から減速まで行えてしまいます。
これも目玉の一つだと思います。
SPORT HYBRID i-MMDとは?
出典:ホンダステップワゴンサイト
i-MMDは「インテリジェントマルチモードドライブ」の略称。
このパワートレインは3つのドライブモードがあります。
e-POWERのようにモーターだけで走行するEVドライブモード、エンジンも併用するハイブリッドドライブモード、そしてエンジンのみで走行するエンジンドライブモードの3つです。
これがインテリジェントなのは、走行するシーンによって自動で切り替わるところです。
だから、街中を走るときも、坂道や高速を走るときも、幅広く合理的な走行ができるのですね。
ミニバンとは思えない走りができると評判のSレンジもあります。
とにかくステップワゴンは走りの評価が高い車です。
それを可能にしているのがこのSPORT HYBRID i-MMDなのですね。
9. 燃費がいいのはどっち?
出典:PhotoAC
JC08燃費は以下のようになっています。
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- ステップワゴン:25.0km/L
- セレナe-POWER:26.2㎞/L
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数字上では1.2㎞/Lセレナが優っていますね。
でも、実燃費ではもう少し差が縮まる印象で、どちらも16㎞/Lちょっと程度。
さっきのe-POWERとi-MMDに関連して、それぞれ得意な走行シーンというものがあります。
e-POWERでは低速〜低中速にかけて燃費効率があがりますが、中速〜高速域になると効率が悪くなりがちです。
高速などでは慣性で進むためエンジンへの負荷は少なく、エンジンで走行した方が燃費効率的にはいいからです。
一方でi-MMDではコンピューターが自動的にモーターとエンジンで効率のいい領域を選んでくれます。
なので総合的にはステップワゴンの方が燃費性能は高いと考えられます。
ただ、高速にあまり乗らず街乗り中心みたいな人ならe-POWERの方がいいかもしれませんし、あくまでその人のライフスタイルで大きく変わっくるところですね。
ステップワゴンかセレナe-POWERで悩むのはこれで終わり!のまとめ
どうだったでしょうか?
ステップワゴンかセレナで悩むあなたの背中は少しでも押せたでしょうか。
これで見るべきポイントというのは絞れてくると思いますのでこの先より効率的な情報収集ができるようになっていると思います。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。