ステップワゴンが本命ならエスクァイアあたりも比較対象としてあがってきますよね。
結論からいえば、走りや安全装備ならステップワゴン、外装の高級感重視ならエスクァイアでしょう。
比較項目を以下の5つにわけて具体的にみていきましょう。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 走行性能
- エクステリア
- インテリア
- 価格
- 安全性能
[/st-mybox]
ステップワゴンは走行性能の評価が高い
色んなサイトのレビューをみていてもベタ褒めというくらいに評価されているのがステップワゴンの走行性能です。
1.5Lダウンサイジングターボエンジンの走り
ステップワゴンの1.5Lダウンサイジングターボエンジンは、小排気量でありつつパワフルな走りを実現。
アクセルを少し踏むだけでスッと加速するし、家族や大人数で乗ってもミニバンと思えないほどよく走ります。
静かな室内
よく走る上に室内は静か。
家族の会話を邪魔されません。
軽自動車でありがちですが、エンジン音がうるさいと話し出すのをためらってしまいますよね。
ステップワゴンはパワーと静粛性を両立しているので、その心配はありません。
では次に、エスクァイアはどうでしょうか?
エスクァイアの走行性能は?
エスクァイアのレビューでは「高速巡航が苦手」という評価をよく目にします。
横風に弱くふらつきがあり、高速道路での運転は向いていないと多くの方が試乗記をアップしています。
あまり走行性能の評価は高くないエスクァイア。
走り重視なら迷わずステップワゴンです。
ただ、それでもエスクァイアと迷うとしたら、その高級志向なエクステリアでしょう。
エスクァイアの魅力は高級感あるエクステリア
見た目で選ぶならエスクァイア
エスクァイアの高級感あふれるフロントマスクは魅力的。
「3兄弟」と称されるノア・ヴォクシーと比べると、もうすこし上の年齢層をターゲットとしています。
路線的には、ヴォクシーが小さなヴェルファイアならエスクァイアは「小さなアルファード」といったところでしょうか。
フロントグリルは標準装備のものでも十分に存在感あふれる意匠となっていますが、さらにスタイリッシュで、堂々とした風格のエアロスタイルもあります。
エスクァイアのホイールは全車ダークグレーメタリックのアルミホイールを採用しているので、フロントグリルの雰囲気によく調和しています。
ボディカラーもホワイト以外は暗めで上品なものが多いです。
めっちゃかっこいい。
[st-card id=175 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]
ステップワゴン・スパーダの外装はどうか?
ステップワゴンで、専用外装モデルとなるスパーダはエスクァイアと比較してどうでしょうか。
存在感やスタイリッシュさではエスクァイアに劣る気もしますが、ここは好みですよね。
スパーダのなかでもデザインにこだわっているのが、クールスピリットや特別仕様車ブラックスタイル。
このあたりはスパーダのシルバーパーツがダーククロームやブラッククロームになるなど、ガラッと変わる類ではありませんが、より洗練された印象になります。
ステップワゴンとエスクァイア、見た目のカッコよさは主観的なものなのでどっちが上とも言えません。
が、しいて言うなら…高級感とインパクトに勝るエスクァイアでしょうか?
では、今度は内装をみていきます。
[st-card id=59 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]
内装はステップワゴン・エスクァイアともいい勝負?
エスクァイアは内装も豪華
エスクァイアはノア・ヴォクシーと室内デザインも基本的に共通ですが、外装と同じくより高級な雰囲気に仕上がっていますね。
内装色・シート素材の組み合わせとしては以下のパターンがあります。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
エスクァイアの内装色&シート
- バーガンディ&ブラック
ブランノーブ+合成皮革 - バーガンディ&ブラック
合成皮革 - ブラック
合成皮革 - ブラック
ファブリック
[/st-mybox]
ファブリックシートは高級感とは違うかもしれませんが、その他の合成皮革シートは落ち着きがあってアダルトなムードを醸しています。
超ロングスライドなどシートの仕様はノア・ヴォクシーと同様ですが、室内の雰囲気はかなり違っています。
特にバーガンディなどブラウン系はどこかユーロピアンテイストなおしゃれさを感じます。
ステップワゴンも内装デザインよし
ステップワゴンはグレードごとにインパネ・シート色の組み合わせが異なるなど、総合的なバリエーションは非常に多いです。
スタイリッシュから優しい雰囲気のものまで幅広い。
インパネは、これも当然個人の好みがありますが、個人的にはステップワゴンの方がかっこいいかなと感じています。
運転席から助手席まで一続きになった直線的なデザインは、シャープで非常に開放感があります。
木目調やピアノブラックフィニッシュのインパネは高級感という視点でも十分評価に値します。
シートは、最上級グレードであるハイブリッドG・EXなら本革に設定することも可能。
シートの高級感ではエスクァイアにリードを許しますが、インパネデザインでは負けていないです。
バリエーションの多さという点でもステップワゴンの方が充実していますし。
いい勝負ではないかな、というところです。
ステップワゴン・エスクァイアの価格帯はどうか
ステップワゴンの価格
ステップワゴンは最もベーシックなタイプのB(ガソリン車)で250万円ほど。
ガソリン車最上位のスパーダ・クールスピリット・ブラックスタイルで310万円。
ハイブリッド車は全車スパーダで、330万円から360万円という価格帯になっています。
ステップワゴンはスポーティ仕様のモデューロXというタイプもあり、こちらはガソリン車350万円、ハイブリッド車400万円となっています。
エスクァイアの価格
エスクァイアはガソリン車がXiの270万円から。
2019年1月には特別仕様車Giプレミアムパッケージ・ブラックテーラードが設定されました。
雨に濡れて、より煌びやかさが強調されています。
ネーミングもオシャレ。
ガソリン車・ハイブリッド車ともにあり、それぞれ最上位モデルとなり、価格が310万円、340万円。
ハイブリッド車はハイブリッドXiの310万円からです。
ステップワゴンと比べると、最も安値のモデルはステップワゴンの方が安いですが、それ以外は全体的にエスクァイアの方がお求めやすくなっています。
ステップワゴンでは安全装備ホンダセンシングが全車標準装備なのでその分が高くなっているのですね。
簡単にだけ触れておきます。
安全装備はステップワゴンで決まり
ステップワゴンはホンダセンシングが全車標準
ホンダセンシングは安全装備8機能のパッケージです。
衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキの類)や誤発進抑制機能など必須の安全装備が、オプション設定ではなく標準でそろっています。
安全装備はどんどんその必要性が求められており、異論はないところだと思いますが、この点でステップワゴンはライバル車より先をいっているでしょう。
エスクァイアはトヨタセーフティセンスC
エスクァイアはトヨタセーフティセンスCが全車標準。
これは衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、オートマチックハイビームのパッケージで、最初の2つはホンダセンシング にも含まれています。
もちろんホンダセンシングの方が充実した内容です。
トヨタセーフティセンスCは必要最低限の機能だけというところです。
安全装備重視なら間違いなくステップワゴン。
[st-card id=191 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]
ステップワゴン・エスクァイア 5つの比較項目まとめ
ステップワゴンとエスクァイアで比較項目を5つにわけてみてきました。
以上から、次のことが言えます。
走行性能・安全装備重視ならステップワゴン。
外装や内装の高級感重視ならエスクァイア。
月並みな結論なのですが、このことが程度具体的におわかりいただけたのではないでしょうか。
またエスクァイアはシートのロングスライドや低床性など基本性能はノア・ヴォクシーと共通なのでそちらにも興味がある方はステップワゴン・ヴォクシー比較も参考にしてくださると幸いです。
それでは最後までお読みくださりありがとうございました。